生活費は年間70万円!貧乏バイト暮らしの1年【年収100万時代のリアル】
- アルバイト収入 約102万円
- 住居費 367,500円 (53.8%)
- 生活費 79,963円 (11.7%)
- 通信費 72,124円 (10.6%)
- 光熱費 65,185円 (9.5%)
- 自動車 60,831円 (8.9%)
- 保険税 22,900円 (3.4%)
- その他 14,863円 (2.2%)
- おわりに
アルバイト収入 約102万円
2019年はアルバイトを頑張りました。おおよそ時給900円・週3~4日・実働5~6時間。仕事内容は倉庫のピッキング作業です。マイナス20℃の冷凍庫から商品を取り出して送り先ごとに分配していくお仕事。
しかし、残念ながら2020年2月に整理解雇を言い渡されてしまいました。この記事を書いている現在、絶賛無職やってます。まったくオリンピックイヤーだというのに景気の悪い話です。
住居費 367,500円 (53.8%)
月3万円の家賃が、年間支出に占める割合は53.8%。家賃のウェイトでかい!(というか他の出費が少なすぎる)
逆に言えば、家賃こそ最も節約の余地がある出費だと言えます。照明をこまめに消すとか節水するとか、そういう細かなテクニックを駆使したところで、月数百円の節約にしかなりません。それよりも、家賃が今より5,000円ほど安い物件に住んで、節約など考えずに普通に暮らしたほうがトータルで安く上がるでしょう。今のところ引っ越しは考えていませんが、のっぴきならない状況になったら月2万のボロアパートを探しに行くつもりです。
生活費 79,963円 (11.7%)
食費は年間55,275円。月平均は4,606円。料理と呼べるものは基本的に3種類ぐらいしか作りません。①食パンにマーガリンと苺ジャムを塗ったもの。②パスタを卵4個と一緒に茹でて半熟卵かけ醤油パスタ。③コーヒーにマリームと砂糖。腹に入れるのは大体これだけ。
このような食生活を2年ほど続けているおかげで、体重は48~50kg、BMIは15台をキープ。こんな低カロリーで偏った食生活でも身体はちゃんと動くんだから人体って凄い。
買い物はすべてドンキで完結。卵パック150円。海外の大容量パスタ1kg袋200円。食パン6枚切69円。最近はパスタの代わりにスナオシの5袋158円の激安インスタントラーメンを買ったり。それ以外には、食パンに塗るマーガリン『ラーマ』158円、デカい瓶のいちごジャム。コーヒーはネスレクラシック大瓶348円、そしてマリーム158円。あと各種調味料。
腹が減るまで食べない
食事の時間は決まっておらず、腹が減ったら食うというスタイルです。だいたい1日に食パン3枚、パスタ1杯、コーヒー3杯くらいのペースで消費してます。空腹は最高の調味料。皆さんも試しに腹がグゥ~と鳴るくらい空腹を感じてから食パンを食べてみてください。食パンそのものの甘味と多量の塩気に気づくことでしょう。
これに慣れてしまったので、腹が減ってないのに何かを食べるということにストレスを感じるようになりました。最近は『定時に飯を食べる慣習』って自然の摂理に反してないか?とすら思います。
あと、貧乏舌を鍛えておくことは金欠時に役立ちます。普段から安いものを美味しく感じられる舌をつくっておきましょう。皆さんも試しに腹がグゥ~と鳴るくらい空腹を感じてから食パンを食べてみてください。食パンそのものの絶妙な甘味と多量の塩味に彩られていることに気づくことでしょう。
身だしなみはあきらめる
衣服は下着や靴下ぐらいしか買ってません。夏はサラサラ素材のTシャツとステテコがあれば足りるし、冬はフリースと適当な上下を重ね着すれば足ります。
三十路を過ぎてからは見た目をほとんど気にしなくなりました。これは他人と接近することがない生活だからできることです。この点で倉庫のバイトは自分に合っていました。これが接客業や事務仕事となると見た目や体臭などに気を使わなければなりません。これからも小汚くて臭いオッサンとして社会の裏舞台で生きていきたいと思います。
通信費 72,124円 (10.6%)
WiFiルータ3,379円/月、スマホSIM1,081円/月。通信費はこの2つです。現代人にとってネットアクセスはライフライン。WiFi契約のプランは多少高くついても容量の大きいものを選びたいものです。そのぶんスマホSIMは最小限に抑えていきます。こちらから通話をかけることはほとんどないし、データ容量も普段はWiFiの方を使うので1GBあれば問題なし。
2019年春、スマホをiPhoneSEから中華スマホHUAWEY P20liteに買い替えました。本体一括16,200円。auにて2年縛り有りですがコスパ良好です。Android端末はGoogleサービスとの相性が良いのが助かります。これまでスマホはiPhoneひとすじでやってきましたが、新モデルがでるたび高価になっていくので、もうついていけなくなってしまいました。
光熱費 65,185円 (9.5%)
ガスボンベ4本で一ヶ月
1年間のガスボンベ購入数は48本、購入金額は3,196円でした。月平均267円しかガス代がかかっていない計算になります。
部屋を借りた時からガス契約はしていません。カセットコンロさえあれば大抵のことはなんとかなります。風呂はどうするのかって話ですが、夏は水シャワー、冬はたまに温泉に行って済ませています。
これをプロパンガス契約してしまうと、基本料金1,856円/月+従量料金がかかるので、ガス契約しただけで年間22,272円以上が飛んでいくことになります。
水道代は基本料金のみ
水道代は基本料金1,947円/月以上を払ったことがありません。風呂と洗濯機を使わない生活がよく効いています。
電気代はなぜか高い
一方で高止まりしているのが電気代。月平均3,240円。冷蔵庫も電子レンジも洗濯機も置いてないのに、一般のひとり暮らしと変わらない電気代。一体何が電気を食っているのでしょうか。つけっぱなしの換気扇?おそらくデスクトップパソコンだろうとは思いますが…。
このままではイカンと思い、最近になって電気料金プランを30アンペア→20アンペアに下げました。これで基本料金が900円→600円に下がります。不動産会社も即了承してくれました。もっと早くやっておけばよかったな。
あと電気の契約先を東北電力から『auでんき』に切り替えました。スマホに専用アプリがあり、毎日どれくらい電気を使ったかチェックできるので面白いです。
自動車 60,831円 (8.9%)
新古車アルト4年目。車を年6万円で維持できているのは、恵まれた環境あってのこと。①アパートの駐車場が無料であることと、②バイト先が徒歩圏内にあり普段ほぼ運転しなくて済んだこと、などが挙げられます。
しかし先日バイトをクビになったので、今年は車に乗りまくらければならない1年になりそうです。そろそろ故障なんかも起きるでしょうし、突発的に大きな出費があってもおかしくありません。
保険税 22,900円 (3.4%)
国保の7割軽減が奏功
国保が年間17,000円!2019年の前年の所得が33万円以下だったので、7割軽減を受けることができました。数年前に正社員を辞めた翌年は20万円近い請求があったので、こんなに少額で済ませていただけるのは本当にありがたいです。
国民年金は免除申請
国民年金は国保と違って申請しなければ満額請求されます。ですので毎年役場に足を運んで免除申請しております。免除割合は、国保同様に前年所得によって決まるシステムです。2019年は全額免除してもらえましたが、2020年は4分の3減免にとどまりそうです。
その他 14,863円 (2.2%)
サブスクリプション系サービスが流行ってますね。去年まで私もAmazonプライムに加入していましたが、利用頻度の少なさから解約しました。半年以上経ちますが何の不便も感じません。
サブスクはそのうち解約しようと思っていてもズルズルと続けてしまう負の慣性があります。私の場合「はてなブログPro」をいまだに辞められずにいます。毎月1,008円かかるのは痛い出費です。そのうちどこか安いブログサービスに引っ越そうと思っているのですが、移行作業のめんどくささを考えると重い腰が上がりません。今年こそなんとかせねば。
おわりに
2019年は70万円以内で生活できましたが、これは奇跡的に好条件が重なったから実現したものでした。まず2018年の収入が60万円程度しかなかった(半ニート)ために2019年の国保が7割減免・国民年金が全額免除となったこと。そして車の修理や身内の冠婚葬祭のような突発的な大出費がなかったこと、です。
残念ですが、今年は昨年より確実に支出は増えるでしょう。しかも先日バイトをクビになったので安定収入も失いました。どう考えても去年より厳しい1年になることは間違いありません。
しかし、身体さえ健康なら大抵のことはなんとでもなるもの。むしろ借金なし病気なしで50万程の貯金ありという恵まれた環境に生きています。元気だしていきましょう!とりあえず明日ハロワいって来ます。最後までお読みいただきありがとうございました!