米に虫が湧いてしまったけど、取り除けば問題なく食べられる
以前、友人から古米10キロをいただき常温保管していました。
夏、妙に部屋に羽虫が飛んでいるなあ、と思い原因を探ったところ、米袋の中に大量の虫が湧いていました。うわああああああ!!
絶望感から捨てようかとも思いましたが、貴重な食糧を捨てるなど貧乏人の私にできるわけがありません。
唐辛子作戦
聞いたところによると、米袋に唐辛子を入れれば防虫効果があるとのことだったので、さっそく入れてみました。
数日後、米袋を覗いてみましたが、虫は元気に飛び回っていました。
虫が湧いてから唐辛子を設置しても、時すでに遅しということですね。うん、そらそうやね。
全部撒き散らして虫を除去
こうなったら最終手段。米をシートの上に撒き散らして、直接虫を取り除いてやる。
米をシートの上に撒き散らした瞬間、生きている羽虫はどっかに飛んでいきました。
問題は幼虫とサナギと卵である。
ノシメマダラメイガの幼虫→サナギ→成虫の進化の過程。
卵はとても小さい粒で、タラコみたいな感じ。繭の糸で米にくっついている。細かすぎて完全に取り除くことは不可能でした。
今回もうひとつの米虫の代表格であるコクゾウムシは発見されませんでした。
見える虫は取り除き、ビニール袋に密封しました。
卵は温度が高くなると孵るので、冷蔵庫に保管すると良いそうです。うちには冷蔵庫がないのでその方法がとれないのが残念です。
食べてみよう
虫が怖くてメシが食えるかよ!
私達は普段から何らかの虫を口にしています。ブロッコリーには高確率で青虫が入ってるし、焼き肉には寄生虫の死骸が詰まっているのです。
古米なので、炊く前によく洗いよく水に漬けておきましょう。
炊けたご飯は硬めでしたが、味は悪くなかったです。
米虫の卵も大量混入しているでしょうが、そんなの気にしてちゃ生きていけません。毒じゃないんだから大丈夫ですよ。
追記:数ヶ月後やはりビニール袋の中に米虫が発生していました。
米虫対策まとめ
- 唐辛子は虫が湧く前に設置すること
- 冷蔵庫に保管すると虫が生まれない
- 虫の卵なんて気にしないで食え!